バセドウ病とは?

2025年07月16日

甲状腺機能亢進症の代表的な病気がバセドウ病です。1000人中2-6人おり女性が男性より5倍多いといわれています。自分の甲状腺を異物とみなして、甲状腺細胞の表面にあるTSH受容体に抗体が作られ常に甲状腺を刺激するために、甲状腺ホルモンが過剰に出ます。甲状腺機能が亢進すると全身の新陳代謝が活発になり様々な症状が出ます。暑がり・疲れやすい・だるい・体重減少または増加(食欲亢進)・微熱・目つきがきつい・眼球突出・物が二重にみえる・イライラ・落ち着かない・不眠・動悸・頻脈・手のふるえ・発汗・軟便・かゆみなど。治療は甲状腺ホルモンをおさえる薬をのむことからはじめます。